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偽りに満ちた一年 小さな光に希望を見たい |
テレビカメラに向かい「まことに申し訳ありません」と頭を下げる。
そんな謝罪記者会見を何度見たことだろう。官公庁、大企業、名のある老舗、テレビ局、警察もあった。
大方の人は、見るたびに疑い深くなりはしなかったか。
食品の賞味期限や産地の偽装と聞けば「他でもやっているのだろう」と勘繰る。まだ何か隠しているのではないかと疑う。不信の連鎖である。
後日認めたとはいえ、責任を従業員に押し付けた態度は許し難い。十年も二十年も以前から続けていたケースもあった。特に国民を怒らせたのは、うその上塗りではなかったか。
今年の日本は「偽」一文字で示された。わが北海道も無縁ではない。
バレなければいい、もうけが先-。偽りまみれの社会は情けない。
*どうする年金記録の統合
日本国憲法施行六十年の年に、こともあろうに改憲手続きを定めた国民投票法が成立するとは…。
当時の安倍晋三首相は圧倒的多数の与党に頼り強行採決を連発した。
だが「戦後レジームからの脱却」を訴えて得た議席ではない。強引な国会運営はそもそも間違いなのだ。
経験と力量に乏しい指導者の限界は政権投げ出しで明らかになった。「美しい」の乱発でけむに巻くのは政策の偽装といえるのではないか。
年金記録問題で根拠なく年度内決着を約束したのも虚偽だった。被害者に限らず、多くの国民は「国家の詐欺」に遭った思いだろう。
ただ、ずさんな社会保険庁を責めるだけでは何も解決しない。
福田康夫首相に問う。五千万件の年金記録をいつまでに統合できるのか、経費はどれほどかかるのか。
社会保険庁廃止・日本年金機構発足が二年後に迫る。その移行準備と同時並行で統合はどこまで進むか。
よもや「できない」とは言うまい。だが「できる」を信じる人はいないだろう。「いつまでに」「どのように」抜きでは答えにならないのだ。
虚飾の政治は、社会の混乱にも責任を感じるべきではないか。
政治とカネでは現職閣僚から自殺者まで出し、やっと政治資金規正法の再改正に進んだ。防衛省ではあきれた前次官の汚職が表面化した。
日雇い派遣の大手が、禁じ手の二重派遣で営業停止となった。別の大手も同じ処分を受けている。
この労働形態には、根本的な問題が潜んでいるように思う。
働けど働けど…。ワーキングプア層を増大させ格差を広げる。社会をゆがめる構造を放置していいか。
*ウソのはびこる社会では
電力会社の臨界事故隠しやデータ改ざんが次々と明るみに出た。周辺住民には何も知らせていなかった。
公益企業なのに秘密主義はどうしたことか。原発の「安全神話」まで偽装かもしれないと疑わせる。北海道電力も、伊達火力発電所の燃料パイプライン不正改造で住民を欺いた。
バラエティー番組なら演出も誇張も許されていい-。そんなテレビ局の独善的姿勢も表面化した。
捏造(ねつぞう)番組で視聴者はどんな目に遭っただろう。腹痛や下痢、納豆が店頭から消えたなどの実害が出た。偽った罪は笑って済まされない。
東京の警官がストーカー行為の果てに、公務の拳銃で女性を射殺した事件は衝撃だった。警察は銃器と職員の管理を徹底点検すべきだろう。
銃では、佐賀県の病院で入院中の男性が人違いで射殺された事件、長崎県佐世保市のスポーツクラブ乱射事件もあった。気付くと日本は「簡単に銃を入手できる国」になっていた。
家族が身内を殺す事件が目立った年でもあった。一度に複数を殺す凶悪事件も社会不安を強めている。
暗い世相だからこそ、山中伸弥京都大教授らの研究グループによる万能細胞の開発は一段と明るく輝いた。ノーベル賞級という声もある。
*目そらさず住民とともに
北大を拠点とする「糖鎖」研究も、短時間高精度での肝臓がん判定で成果を上げた。道内でも幅広い研究が根を広げる。その可能性を信じよう。
夕張市の財政再建計画がスタートした。国の実験台なのか、想像以上につらく険しい道が延々と続く。
それでも救いはある。自分たちでできることは自分たちの手で、という市民有志の自助努力である。
自治体財政は夕張以外でも悪化している。地方交付税の削減、公立病院の赤字拡大、第三セクターの不振など重層的な要素が絡む。目をそらさず住民とともに考えていくしかない。
来年の「北海道洞爺湖サミット」開催の決定は、取り残された感のある北海道に明るい材料となった。
サッカーのコンサドーレ札幌はJ2優勝で悲願のJ1復帰を果たした。プロバスケットボールにはレラカムイがさっそうと登場した。戦力低下を克服した北海道日本ハムファイターズの連続リーグ優勝もうれしい。
これらプロスポーツの活躍は、駒大苫小牧高校の甲子園優勝に励まされたといえまいか。同校出の田中将大投手は見事に新人王を獲得した。
やればできる-。その気持ちを来年はさらに強く持ち続けたい。
そんな謝罪記者会見を何度見たことだろう。官公庁、大企業、名のある老舗、テレビ局、警察もあった。
大方の人は、見るたびに疑い深くなりはしなかったか。
食品の賞味期限や産地の偽装と聞けば「他でもやっているのだろう」と勘繰る。まだ何か隠しているのではないかと疑う。不信の連鎖である。
後日認めたとはいえ、責任を従業員に押し付けた態度は許し難い。十年も二十年も以前から続けていたケースもあった。特に国民を怒らせたのは、うその上塗りではなかったか。
今年の日本は「偽」一文字で示された。わが北海道も無縁ではない。
バレなければいい、もうけが先-。偽りまみれの社会は情けない。
*どうする年金記録の統合
日本国憲法施行六十年の年に、こともあろうに改憲手続きを定めた国民投票法が成立するとは…。
当時の安倍晋三首相は圧倒的多数の与党に頼り強行採決を連発した。
だが「戦後レジームからの脱却」を訴えて得た議席ではない。強引な国会運営はそもそも間違いなのだ。
経験と力量に乏しい指導者の限界は政権投げ出しで明らかになった。「美しい」の乱発でけむに巻くのは政策の偽装といえるのではないか。
年金記録問題で根拠なく年度内決着を約束したのも虚偽だった。被害者に限らず、多くの国民は「国家の詐欺」に遭った思いだろう。
ただ、ずさんな社会保険庁を責めるだけでは何も解決しない。
福田康夫首相に問う。五千万件の年金記録をいつまでに統合できるのか、経費はどれほどかかるのか。
社会保険庁廃止・日本年金機構発足が二年後に迫る。その移行準備と同時並行で統合はどこまで進むか。
よもや「できない」とは言うまい。だが「できる」を信じる人はいないだろう。「いつまでに」「どのように」抜きでは答えにならないのだ。
虚飾の政治は、社会の混乱にも責任を感じるべきではないか。
政治とカネでは現職閣僚から自殺者まで出し、やっと政治資金規正法の再改正に進んだ。防衛省ではあきれた前次官の汚職が表面化した。
日雇い派遣の大手が、禁じ手の二重派遣で営業停止となった。別の大手も同じ処分を受けている。
この労働形態には、根本的な問題が潜んでいるように思う。
働けど働けど…。ワーキングプア層を増大させ格差を広げる。社会をゆがめる構造を放置していいか。
*ウソのはびこる社会では
電力会社の臨界事故隠しやデータ改ざんが次々と明るみに出た。周辺住民には何も知らせていなかった。
公益企業なのに秘密主義はどうしたことか。原発の「安全神話」まで偽装かもしれないと疑わせる。北海道電力も、伊達火力発電所の燃料パイプライン不正改造で住民を欺いた。
バラエティー番組なら演出も誇張も許されていい-。そんなテレビ局の独善的姿勢も表面化した。
捏造(ねつぞう)番組で視聴者はどんな目に遭っただろう。腹痛や下痢、納豆が店頭から消えたなどの実害が出た。偽った罪は笑って済まされない。
東京の警官がストーカー行為の果てに、公務の拳銃で女性を射殺した事件は衝撃だった。警察は銃器と職員の管理を徹底点検すべきだろう。
銃では、佐賀県の病院で入院中の男性が人違いで射殺された事件、長崎県佐世保市のスポーツクラブ乱射事件もあった。気付くと日本は「簡単に銃を入手できる国」になっていた。
家族が身内を殺す事件が目立った年でもあった。一度に複数を殺す凶悪事件も社会不安を強めている。
暗い世相だからこそ、山中伸弥京都大教授らの研究グループによる万能細胞の開発は一段と明るく輝いた。ノーベル賞級という声もある。
*目そらさず住民とともに
北大を拠点とする「糖鎖」研究も、短時間高精度での肝臓がん判定で成果を上げた。道内でも幅広い研究が根を広げる。その可能性を信じよう。
夕張市の財政再建計画がスタートした。国の実験台なのか、想像以上につらく険しい道が延々と続く。
それでも救いはある。自分たちでできることは自分たちの手で、という市民有志の自助努力である。
自治体財政は夕張以外でも悪化している。地方交付税の削減、公立病院の赤字拡大、第三セクターの不振など重層的な要素が絡む。目をそらさず住民とともに考えていくしかない。
来年の「北海道洞爺湖サミット」開催の決定は、取り残された感のある北海道に明るい材料となった。
サッカーのコンサドーレ札幌はJ2優勝で悲願のJ1復帰を果たした。プロバスケットボールにはレラカムイがさっそうと登場した。戦力低下を克服した北海道日本ハムファイターズの連続リーグ優勝もうれしい。
これらプロスポーツの活躍は、駒大苫小牧高校の甲子園優勝に励まされたといえまいか。同校出の田中将大投手は見事に新人王を獲得した。
やればできる-。その気持ちを来年はさらに強く持ち続けたい。
病気の人々をなおす臨床でものにならなかった落伍者の山中が、ずるくたちまわって国立大学のポストをもらって犯罪を犯しているのは見苦しい。山中は他人のカネで留学させてもらったあげく基礎系の国立大学のポストに居座って、たくさんの機械やスタッフや助手や設備などに全部やってもらって、てめえは称賛だけ得ようというキタナイやくざだ。落ちこぼれのチンピラがマスコミに乗せてもらって栄耀栄華の犯罪人生を楽しんでいないで、凶悪犯罪者と談合して強制的に監禁虐待している偉大な新井泉さんを直ちに解放すべきだ。偉大な新井泉さんを強制的に破壊しておいて、てめえだけのうのうと他人の財産を奪い取っている強盗殺人鬼の山中がでかい面して犯罪を犯しまくっているのをやめろ。
みさえ [URL] 2008/01/12(土) 05:10 [EDIT]
ハムスターの検索サイト。飼い方、ジャンガリアンハムスター、ハムスター速報、種類、飼育などハムスターに関する各種情報をお届けしています。 http://paris.santamonicatravelodge.com/
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【万能細胞】の情報を最新ブログで検索してみると…
万能細胞 に関する情報を最新ブログやユーチューブ、通販商品から検索してマッシュアップしてみました。 [続きを読む]
マッシュアップサーチラボ | 2007/12/30(日) 20:26