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10/05
日本ハムが中田に「英才兼スパルタ教育」
日本ハムは4日、高校生ドラフト1巡目指名した大阪桐蔭・中田翔外野手(3年)に「VIP待遇なし」の育成方針を掲げた。来春のキャンプの1、2軍スタート、希望している三塁挑戦などすべて未定とし、実力主義で中田が勝ち取ることを要求。希望している背番号「22」も空き番号ではないため、現状では応えることが厳しいとの見方を示した。期待の裏返しともいえる「英才兼スパルタ教育」で、怪物にプロの道を歩ませる。

 怪物に試練を与えることを決めた。交渉権獲得の余韻は一夜明けたこの日、もう吹き飛んでいた。前人未到の高校通算87本塁打のアーチストに、突きつけた要求は高かった。若手育成の全権を握る高田GMは「キャンプ1軍? それは分からない。彼がどれだけやれるか。あとは(新)監督が決めること」。軽はずみに1軍確約はせず、まずは一ルーキーとしてプロ生活をスタートさせる方向性を示した。

 期待するからこそ、設定するハードルも高い。今季はリーグ連覇したものの、本塁打数は両リーグ最少の73本。キャンプ以降の動向次第では、開幕1軍の可能性も十分にある。しかも、ここ数年で若手中心の布陣に急速に変化という追い風もある。「弱点があるのは高校生なのだから当たり前。いい選手は(適応して)オープン戦でグングン来る」と同GM。中田本人のプロでの適応力にかける考えでいる。

 3日、中田は三塁挑戦、背番号「22」を希望した。三塁挑戦に関しては受け入れ、来年1月の新人合同自主トレからテストしていく方向だ。ただし、適性に疑問符がつけば、即座に撤回する見込み。高校時代から経験がある外野手へ転向させ、最短距離でのレギュラー奪取への道筋をつけるつもり。また「22」についてはベテラン建山が付けており、本人の“譲渡”の意思がなければ「人が付けているから」(同GM)と、希望をはねつけることになりそうだ。

 5日には高田GMと山田シニアディレクターが、大阪・大東市内にある校舎で指名あいさつを行う。藤井球団社長はこの日、「最高条件? そう。上限が決まっているんだから、上限の通りに出す」と明言。05年陽と並ぶ高校生野手の球団史上最高タイの契約金1億円、年俸1000万円程度を提示する予定だ。怪物の受け入れへ準備は万端。あえて、いばらの道を進ませ、トップスターへと駆け上がらせる。
(日刊スポーツ 北海道版 引用)
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