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J2札幌MF芳賀が“不運の男”返上だ |
コンサドーレ札幌のMF芳賀博信(24)が、プロ初得点で第1クールの「皆勤賞」に花を添える。3日のアウエー草津戦、ボランチでの先発が確実となっている。開幕から11戦にフル出場し、今季から主将を務める中心選手も、ゴールに縁がない。昨季はJ2で3位の4112分プレーするも無得点と、MFで最もゴールに遠い男だった。高い評価を受ける守備だけでなく、不名誉な記録に終止符を打ち、首位キープの原動力になる。
芳賀が悲願のゴールを切望した。1日の練習後「シュートの意識は上がってきている。取れればいいですね」とはっきり口にした。首位死守がかかる3日の草津戦、プロ59試合目での初得点を誓った。
イメージは高まっている。前節4月28日のホーム愛媛戦。今季8本目のシュートをミドルレンジから放つも、ゴール左へわずかに外れた。「入らなければ意味がない。もう少し、アウトに(かけて)蹴れれば」と悔しがったが、手応えは得た。「ミドルは有効。草津戦でも状況を見て、打っていきたい」と話した。
不名誉な記録に終止符を打ちたい。昨季はJ2のフィールドプレーヤーで3位となる、4112分(46試合)に出場した。シュートは27本放ったが無得点に終わった。出場時間上位の2人はいずれもDF。序盤戦では4試合連続でポスト、バーに当て、“不運の男”と揶揄(やゆ)されたほど。06年J2のMFで、最もゴールに嫌われた男だった。
今季は開幕から全試合フル出場を続けるも、やはりゴールがない。ただ今季から主将を務め、ボランチでの体を張ったプレーが、好調なチームを支えているのは確か。三浦監督も「ハードワークしている。セカンドボールも拾ってくれる」と絶大な信頼を寄せる。さらに頼られる存在になるためにも、得点を決めにいく。
首位キープへ負けられない戦いで、バランスを崩すつもりはない。今季は無理な攻撃参加はせず、シュート練習を増やすこともなかった。基本はあくまで「守」だ。ただ心の中の「攻」の姿勢は失わず、チャンスを狙っていく。
(日刊スポーツ北海道引用)
芳賀が悲願のゴールを切望した。1日の練習後「シュートの意識は上がってきている。取れればいいですね」とはっきり口にした。首位死守がかかる3日の草津戦、プロ59試合目での初得点を誓った。
イメージは高まっている。前節4月28日のホーム愛媛戦。今季8本目のシュートをミドルレンジから放つも、ゴール左へわずかに外れた。「入らなければ意味がない。もう少し、アウトに(かけて)蹴れれば」と悔しがったが、手応えは得た。「ミドルは有効。草津戦でも状況を見て、打っていきたい」と話した。
不名誉な記録に終止符を打ちたい。昨季はJ2のフィールドプレーヤーで3位となる、4112分(46試合)に出場した。シュートは27本放ったが無得点に終わった。出場時間上位の2人はいずれもDF。序盤戦では4試合連続でポスト、バーに当て、“不運の男”と揶揄(やゆ)されたほど。06年J2のMFで、最もゴールに嫌われた男だった。
今季は開幕から全試合フル出場を続けるも、やはりゴールがない。ただ今季から主将を務め、ボランチでの体を張ったプレーが、好調なチームを支えているのは確か。三浦監督も「ハードワークしている。セカンドボールも拾ってくれる」と絶大な信頼を寄せる。さらに頼られる存在になるためにも、得点を決めにいく。
首位キープへ負けられない戦いで、バランスを崩すつもりはない。今季は無理な攻撃参加はせず、シュート練習を増やすこともなかった。基本はあくまで「守」だ。ただ心の中の「攻」の姿勢は失わず、チャンスを狙っていく。
(日刊スポーツ北海道引用)