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「第5の男」へ過熱 加藤真、加藤吉、野口 チーム力底上げ期待 |
誰がスターター(先発)の座を射止めるのか-。レラカムイ北海道の主軸である折茂、桜井、ウィリアムズ、ニュートンの「ビッグ4」(東野ヘッドコーチ)に続く5人目の出場を懸けた争いが熱を帯びている。(芝垣なの香)
ビッグ4はこれまでの18試合すべてに先発出場、出場時間も圧倒的に長い。最近は連敗が続き、層の薄さがチームの課題となってきた。固定されていない5人目の先発候補として有力なのは、出場回数の多い加藤真、加藤吉、野口の3人だ。
安定感があるのは加藤真。3人の中で最も多い8試合に先発出場している。どこからでも放てる精度の高いシュートと、体を張った気迫あふれるディフェンスが特徴だ。
202センチと外国人選手に引けを取らない長身が武器の加藤吉も注目だ。高さだけでなく走力もあり、今季は5試合に先発出場、28得点を挙げた。東野ヘッドコーチも「桜井に次いで可能性のある選手と言っても過言ではないだろう」と、潜在能力の高さに期待する。
ここに来て調子を上げているのは道産子の野口。4試合目の先発出場となった9日は、序盤に3点シュートを3本決めた。フリースロー成功率も85・7%で、3人の中でトップを走る。「試合を重ねる度に成長を実感している」と、自ら手応えをつかんでいる。
プロチームとして、成果を挙げる選手を起用するのは当然だ。野口は10月28日のアイシン戦で、控えながら25分間出場して11得点をたたき出した。活躍を存分にアピールしたかいあって、次戦の11月3日の東芝戦では初先発を果たした。
他の選手もスターターの座をつかむチャンスは十分にある。チームは現在、6勝12敗で7位。4位以上のプレーオフ進出に向けて、「第5の男」の争いがチームの底上げにつながるのは間違いない。
ビッグ4はこれまでの18試合すべてに先発出場、出場時間も圧倒的に長い。最近は連敗が続き、層の薄さがチームの課題となってきた。固定されていない5人目の先発候補として有力なのは、出場回数の多い加藤真、加藤吉、野口の3人だ。
安定感があるのは加藤真。3人の中で最も多い8試合に先発出場している。どこからでも放てる精度の高いシュートと、体を張った気迫あふれるディフェンスが特徴だ。
202センチと外国人選手に引けを取らない長身が武器の加藤吉も注目だ。高さだけでなく走力もあり、今季は5試合に先発出場、28得点を挙げた。東野ヘッドコーチも「桜井に次いで可能性のある選手と言っても過言ではないだろう」と、潜在能力の高さに期待する。
ここに来て調子を上げているのは道産子の野口。4試合目の先発出場となった9日は、序盤に3点シュートを3本決めた。フリースロー成功率も85・7%で、3人の中でトップを走る。「試合を重ねる度に成長を実感している」と、自ら手応えをつかんでいる。
プロチームとして、成果を挙げる選手を起用するのは当然だ。野口は10月28日のアイシン戦で、控えながら25分間出場して11得点をたたき出した。活躍を存分にアピールしたかいあって、次戦の11月3日の東芝戦では初先発を果たした。
他の選手もスターターの座をつかむチャンスは十分にある。チームは現在、6勝12敗で7位。4位以上のプレーオフ進出に向けて、「第5の男」の争いがチームの底上げにつながるのは間違いない。