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09/29
日本ハム大逆転でM2!“初連パ”王手!
<西武7-11日本ハム>◇28日◇グッドウィル

 パ・リーグ連覇は29日決める。日本ハムが5点差を逆転して西武を下し、優勝マジックを2とした。2回に1-6と大量リードを許すも、直後の3回、7安打を集中させ一挙7点を挙げ、試合を決めた。打率、得点ともリーグ最下位の“貧打線”が、終盤の大事な一戦で集中力を発揮した。29日、2位ロッテとの直接対決に勝てば、球団初の連覇が決まる。

 ミラクルVの前夜祭だった。日本ハムの極貧打線が大変身した。最大5点ビハインドをはね返す大逆転ショー。ついに優勝マジックは2になった。29日の2位ロッテとの直接対決を制すれば、球団史上初のリーグ連覇が決まる。「お祝いムードは全くない。残り4試合。いかにスキを見せずに自分たちの野球をできるか、だけだ」。淡々と無関心を装ったヒルマン監督だが、紅潮したほおが、興奮を証明していた。

 野手陣の真打ち森本がドラマを締めた。5点ビハインドの3回1死。田中賢の内野安打を引き金に、単打だけで5連打を浴びせる。低打率チームが、うそのようにつながった。クライマックスは、1点差とした1死満塁から。ひちょりが右翼線へ、走者一掃の逆転3点二塁打。「単打でつながったのでいい場面で回ってくると思っていた」。この回の7安打で唯一の長打を放ったひちょりが、レオの息の根を止めた。

 スター不在の全員野球がチームカラー。象徴の1人が、引退した新庄氏から後継者に指名された、ひちょりだ。受け継いだ背番号だけではなく、野球をエンジョイする精神も同時に授かった。今季は適時打を放てば、オリジナルで時に難解? な打法を命名する。重圧たっぷりのこの日も一緒。3回、先頭打者だった打席で遊ゴロ。同回の2度目の打席で決勝打を放った。「1イニングにツーアウト取られるのは、やだよ~ヒッツ!!」。とことん楽しみ、結果を出した。

 体だけではなく、脳みそからも汗をかき、昨季のチームカラーを継承してきた。遠征先では今季からの新任の広報を食事に誘い、他選手らとの交流の場をさりげなく演出。裏方スタッフらに「お下がり」とはいえ、高級ブランドのジーンズを惜しげもなくプレゼントすることもある。グラウンドの外でも和をつくることに力を注いできた。そんな一体感のパワーで導いた5点差以上の逆転勝利は今季初、3年ぶり。そんなひちょりが演出した、人との強いつながりは、3回の攻撃で、長く、太い“線”になった。

 先発全員安打の17安打、2ケタ得点の猛攻をみせ、今季最後の西武戦で87年以来、同カード20年ぶりのシーズン勝ち越しを決めた。かつての常勝軍団をうっちゃり、まさにパの新旧交代も告げた。貯金は今季最大の19。4月には最大8あった借金から盛り返し、8月8日から首位の座を守り続けた。29日にもヒルマン監督が宙に舞い、ビールのシャワーに酔いしれる。ひちょりは言う。「優勝するために、昨年が終わってからやってきたから」。パ・リーグでは21世紀初の連覇。北のミラクル軍団が、パ新時代のゴールテープへ飛び込んでいく。
(日刊スポーツ 北海道版 引用)
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最新キーワードの情報収集・動画ブログ 第五倉庫 スポーツ・格闘技 | 2007/10/03(水) 00:11
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