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02/02
恵方巻き用のり おはらい拒否 北海道神宮 「食中毒、責任取れぬ」
節分の縁起物「恵方巻き」の御利益を高めようと、生活協同組合コープさっぽろ(札幌)が北海道神宮(札幌市中央区)に依頼した、のりのおはらいが同神宮に拒否されていたことが一日、分かった。「万が一、食中毒が出た時に責任が持てない」と主張する神宮に対し、生協側は「安全性には細心の注意を払っており、問題ないのに…」と困惑。食の安全への関心の高まりが、おはらいにまで思わぬ影響を及ぼしたとも言えそうだ。

 同生協が恵方巻きに使うのり約十万枚のおはらいを依頼したのは一月十九日。二○○四年から毎年おはらいを受けており、事前に相談せず、同神宮に持ち込んだ。

 ところが、同神宮は「今年はできない」と拒否。「食中毒が起きても責任を取れない」「神宮がのりを委託販売しているような誤解を招く」などと理由を説明した。

 同生協はすでに「北海道神宮のご祈祷(きとう)済海苔使用」と記した恵方巻きのチラシを配布。一月三日から道内九十四店舗で予約を受けており、同二十日から各店舗に「おはらいできなかった」と掲示した。同生協の担当者は「昨年まで大丈夫で、なぜ今年はだめなのか。のりの品質管理はちゃんとしているのに…」。一日までに「キャンセルはない」という。

 同神宮によると、食中毒の懸念以外に、全国の神社を傘下に置く神社本庁(東京)が「第三者が販売する商品のおはらいは神社の品格を低める」として以前から控えるよう促していたことも拒否の理由だという。「今後はのりだけでなく一切の商品のおはらいを受け付けない」と話している。

 ただ、節分の恵方巻きは数年前から全道的に定着、今年も札幌や小樽でスーパーやすし店が依頼したおはらいが各地の神社で行われている。スーパーが販売する恵方巻きののりのおはらいをした弥彦神社(札幌市中央区)は「おはらいも地域貢献。健康と開運を祈って行うもので何ら問題はない」としている。

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