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夫婦ら4人送検 タクシー不正2億円詐欺事件 滝川署 |
【滝川】生活保護受給者の夫婦らが介護タクシー料金を含む生活保護費約二億円をだまし取っていたとされる事件で、滝川署は十日、詐欺の疑いで、滝川市黄金町東三、無職片倉勝彦容疑者(42)と、妻の無職ひとみ容疑者(37)ら四人を送検した。
ほかに送検されたのは、札幌市北区新川二の四、介護タクシー会社役員板倉信博(57)、同市白石区東札幌二の六、同社社員小向敏彦(40)の二容疑者。
調べでは、勝彦容疑者らは、二○○六年三月から生活保護を受給。札幌に通院するために板倉容疑者のタクシー会社を利用し、板倉容疑者に「一回の利用で七万円よこせ」と要求して現金を受け取るようになった。同年十月からは、滝川市から会社に支払われたタクシー料金の一部を還流させ、年間七千五百万円の収入がありながら、生活保護を受給したとされる。
同署によると、勝彦容疑者は、板倉容疑者の会社と「実際に運行しない(架空請求の)場合は利益を折半」などと支払いについて細かく決めていたという。
ほかに送検されたのは、札幌市北区新川二の四、介護タクシー会社役員板倉信博(57)、同市白石区東札幌二の六、同社社員小向敏彦(40)の二容疑者。
調べでは、勝彦容疑者らは、二○○六年三月から生活保護を受給。札幌に通院するために板倉容疑者のタクシー会社を利用し、板倉容疑者に「一回の利用で七万円よこせ」と要求して現金を受け取るようになった。同年十月からは、滝川市から会社に支払われたタクシー料金の一部を還流させ、年間七千五百万円の収入がありながら、生活保護を受給したとされる。
同署によると、勝彦容疑者は、板倉容疑者の会社と「実際に運行しない(架空請求の)場合は利益を折半」などと支払いについて細かく決めていたという。