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04/13
日本ハム精気なし…3度目の最下位へ転落
<日本ハム0-9オリックス>◇12日◇札幌ドーム

 お得意さまがどこへやら、日本ハムがオリックスに完敗を喫した。先発スウィーニーは、今季チーム最短の3回1/3で6失点KOされる。右肩痛のセギノールを欠いた打線はつながらず、今季初の完封負けを喫した。昨季3敗しかしなかった相手に、もう4敗目。11日の快勝の勢いはみじんもなく、今季3度目の最下位転落となった。

 カ・ナ・ザ・ワ! ヒルマン監督が、顔を真っ赤にして、山本球審へ2番手金沢の名前を告げた。すでに3点ビハインドの4回、さらにスウィーニーが辻に適時二塁打を献上。迷うことなくベンチを飛び出すと、怒りは沸点に達していた。2回に続き、一番嫌う四球絡みの失点だった。「最初はベンチに活気があったが、すぐにああいう展開になったので向こうに精気を吸い取られた」と振り返った。

 一方的な展開に打線もわずか7安打で、今季初の完封負け。脱出して一夜で、また最下位へ転落した。試合前にスタメンがコールされると、打撃不振の選手にはブーイングが飛んだ。本拠地らしからぬ不穏なムードを一掃できず、あっさりと完敗した。「たかが野球、されど野球。だけど野球で飯を食っているんだから『されど野球』の意味を分からないといけない」。淡口打撃コーチは、淡々と選手の試合にかける姿勢を説い正した。

 開幕から6カード連続で勝ち越しなし。右肩痛のセギノールを欠いた打線は9回まで三塁も踏めず、投手陣も9四死球に守備では捕球ミスあり、暴投あり…と、見せ場はなかった。観衆も主催試合では今季ワーストの1万3470人。試合途中でファンは帰路に就く、試合以外でも寂しさはいっぱいだった。

 若手主体に切り替わった今季、その若手が打撃不振から立ち直れずにいる。稲葉は言う。「本人たちが一番苦しい思いをしている。うまくかみ合っていないだけだと思う」。試合後の球場敷地内の球団事務所前では興奮した男性ファンが、警官と小競り合いを繰り広げていた。あまりの負けっぷりにいら立ったのか-。試行錯誤する試練の春は、まだ続いている

(日刊スポーツ北海道引用)
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